お役立ち情報
切り花は冷水に生けるのが良いのでしょうか、それとも熱湯でしょうか?
花が最適に育つために、水が必要です。水の温度と種類に関して、様々な通念がありますが、その通念が正しいかどうか、見てみましょう。
- 水道水: 水道水の水温はおよそ10-25℃ぐらいです。水道水はいつでも利用できますし、花瓶に注ぐのも簡単です。クリザールフラワーフードを水道水で希釈した水は、切り花の生け水に最適です。茎の中の気泡を消すと同時に、切り花に栄養を与えます。
- 最適かつ簡単な方法です! - 氷水: 乾式保管した切り花の茎元は、乾燥して、茎の中に気泡が発生しているかもしれません。この気泡が導管に詰まり、花まで水が上がりにくくさせます。氷水は気泡を溶解して、切り花の水揚げ良くさせます。
- 氷水を使ってもいいです! - ぬるま湯: 花瓶の底に切り花栄養剤が残るので、切り花栄養剤(粉末タイプ)を溶かすために、花瓶にぬるま湯を入れたほうがいいという話がありますが…、
- フラワーフードを使用するときは、ぬるま湯ではなくても大丈夫です。 - 熱湯: 沸騰した水を冷やすと、茎の中で詰まりを生じさせる酸素と気泡が減少すると言われています。また、導管の閉塞を解決するために、茎元を浸けることもあります。しかし、結果として茎の細胞組織は完全に破壊され、数日後、茎が分解されていきます。これは切り花の品質と日持ちに悪影響を与えます。
- 確かに水が上がりやすくなりますが、残念ながら切り花の日持ちを短くしてしまう悪影響もあります!
クリザールのアドバイス
- いつも清潔な花瓶を使いましょう。
- 45度の角度で花の茎元を切り戻して:茎元をまっすぐ切ると茎元が平らすぎて、ダメージが大きくなります。研究によると、茎の50%以上が切られている場合、切り花の日持ちに悪影響があるそうです。水揚げが悪くなり、花と葉が萎れ、切り花が発達できなくなります。
- 茎元から2-5センチを切り戻しましょう。これは切り花が30分以上水に浸かっていなかった場合に効果があります。茎元から5-10センチ以上の部分を切り戻せば、存在し得る汚染を完全に除去でき、ベストです。
- 冷たい新鮮な水道水を使いましょう。
- クリザールフラワーフードをパッケージの裏側に書いてある通りに、水道水に溶かしてお使いください。